シンギング・リンは、チベタンボール(シンギングボウルとも呼ばれるもの)とおリン(日本のお仏壇にあるもの)を融合させてできた音響楽器です。セッションでは、4個のシンギング・リンを体の周りに置き、1個は体の上に置いて体表を滑らせながら奏でます。音のドームの中にすっぽりと入るような感覚です。微細な振動が通常のマッサージでは届かない骨の中、DNAにまで影響を及ぼし、全身を調律していきます。世の中には様々な倍音楽器がありますが、シンギング・リンは職人の技や精密機器を使って、人体に必要な倍音が精妙にチューニングされています。

コーネル大学医学校付属ニューヨーク病院がん予防センター腫瘍科科長のミッチェルゲイナー氏は、著書の「音はなぜ癒すのか」のなかで、 がん患者を音響楽器で治療し効果をあげていると述べています。 そして、音を活用する治療はいずれ、多くの医師が治療家にとって標準的なものになるだろう…とも言っています。

シンギング・リンの特徴として、高い周波数だけでなく、体に近い層の低い周波数にも同時に発生させることができます。体の層、感情の層、思考の層、アストラルの層など、全体の層にオール周波数で働きかけることができると、意識の変容をもたらします。 それは思考や感情を音の波動で整え、意識が深い層とつながることを可能にするからです。 普段ベータ波モードから抜け出せない人をアルファ波、シータ波へと導けるので、瞑想や、日常のストレスケアに使われ、自然治癒力をアップさせます。施術中は、体に直接触れるのはシンギング・リンだけですから、人に触れられることがトラウマになっている方も安心です。